夏祭りの舞台裏!やぐらに隠された役割と現場の奮闘記

みなさんこんにちは。株式会社シェイプアップの日野です。

連日の猛暑日、「毎年こんなに暑かったっけ?」と思いながら過ごしていますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。 今年もありがたいことに、夏祭り・盆踊りの会場設営をご依頼いただく機会が多く、大阪市内だけでなく、兵庫県や奈良県など各地に足を運んでいます。

さて、盆踊りといえば欠かせないのが「やぐら」。 実は単なる飾りではなく、太鼓や音響機材を高い位置に置き、会場全体に音を響かせて踊りのリズムを揃える大切な役割があります。 さらに、安全性を確保するための強度計算や、高さ調整、風や地面の状態に応じた固定方法の工夫など、見た目以上に設営にはノウハウが詰まっています。

また、「盆踊り」といっても踊りや曲は地域によってさまざま。 大阪といえばやっぱり「河内音頭」。夏の夜に小学校から聞こえてくると、思わず足を運んでしまった…なんて経験、ありませんか?

 ちなみに私は音頭よりも、屋台の焼きそばの匂いに釣られて行ってしまうタイプです。

―大阪・関西万博イベント現場の裏話―

先日配信したメールマガジンでも触れましたが、大阪・関西万博の「大屋根リング盆踊り」では、河内屋菊水丸さんの音頭で約8,000人が踊ったそうで、会場は大盛り上がり。 実はこの会場でも弊社の商品をご利用いただきました。 当初は「会場内の1カ所に納品」というシンプルな依頼でしたが、現場に着くと主催者の方から「やっぱり複数箇所に配置してほしい」との追加要望が。 しかもこの“大屋根リング”はとにかく広く、担当スタッフはひとり。夜も遅く暗い中、広い会場を何度も往復…。 「えっ、これ全部回るんですか?」と思いつつも、そこは笑顔で対応しました。 さらに、この日の納品物は熱中症対策用のポータブルミストファン。体調不良者の救護用かと思いきや、実際は音響機材を冷やすために活用されることに。 イベント現場ではこうした想定外は日常茶飯事。臨機応変さこそ裏方の腕の見せどころです。

ポータブルミストファンについてはコチラ

大変な作業の後、提灯の明かりと太鼓の音の中で踊りの輪が広がっていく光景を見た瞬間、「やってよかった」と心から思える——それがこの仕事の醍醐味です。 

暑さはまだまだ続きますが、皆さんも夏祭りを楽しみつつ、体調管理にはお気をつけください。 イベント設営や運営のことなら、ぜひシェイプアップにお任せください。