月別アーカイブ: 2025年9月

【仕事事例紹介】競馬場で開催!鉄道会社とのコラボフェス会場設営

今回は、某競馬場で開催された鉄道の日にちなんだコラボフェスの会場設営を担当しました。

競馬場で電車とのコラボ…?と思われるかもしれませんが、実は馬好き・電車好きの両方が楽しめる、ちょっとユニークで人気のイベントなんです。

★ 設営ポイント★

・会場内に複数のテントを設置し、限られたスペースと時間の中で効率よく対応
・ステージでは、バックパネルの骨組みを組み立て、イベントの顔となる空間づくりをサポート
・主催者の企画に合わせて、現場での細かな調整や安全確保を柔軟にサポート
・屋外イベントならではの天候や地面状況にも即応し、安定した設営を実現

当日は、家族連れや鉄道ファン、競馬ファンなど、幅広い層の来場者でにぎわいました。ステージでは子ども向けの企画やライブも行われ、終始にぎやかな雰囲気に。

こうしたコラボイベントは、設営側としても新鮮で楽しく、現場の工夫や判断力が試される場でもあります。私たちは「ただ立てる」だけでなく、安心してイベントを迎えられる空間づくりを支える存在として、これからも現場に向き合っていきます。

2025年9月

遠く離れた場所から届いた珍しい行事×10年に一度の式典

みなさんこんにちは。株式会社シェイプアップの日野です。

9月も後半になり、だいぶ過ごしやすくなってきましたね。

毎年この時期はお彼岸の法要の引き合いをいただくことが多く、椅子の貸出からテントの設営までさまざまなご要望をいただいています。

そんな中、先日HPのお問い合わせフォームから新規のお問い合わせをいただきました。
内容は、岩手県のお寺さまより「法戦式で使う軽便をレンタルしたい」というものでした。遠く離れた地域からのご依頼でしたが、こうしてご相談いただけるのはうれしいものです。

ー法戦式との出会いー

ところで皆さん、「法戦式(ほっせんしき)」ってご存知ですか?


私も最初に聞いたときは「どんな式なんだろう?」と首をひねったのですが、調べてみるととても奥深い儀式でした。

法戦式とは、曹洞宗のお寺で行われる修行僧の大切な行事のひとつ。
修行僧の代表「首座(しゅそ)」が、師僧や仲間の僧侶と仏法について問答を交わし、その理解や修行の深さを試されます。
「法を戦わせる式」という名前の通り、言葉のやり取りを通じて自分の修行の力を示す関門なのです。

最初は「戦」という言葉から、私はつい戦後の行事を連想してしまいましたが、全く違いました。

ー10年に一度の式典ー

ふと思えば、今年は「終戦から80年」という節目の年でもあります。
この夏、当社ではとある神社で行われた終戦80周年慰霊祭の会場設営をお手伝いしました。

実は10年前の「70周年慰霊祭」のときにも前身の会社が担当しており、今回10年ぶりにまたお声をかけていただけたことは、本当にうれしく、身の引き締まる思いでした。10年に一度の式典ということもあり、担当者の方と前回の内容を基に綿密な打ち合わせし、無事に終えることができました。

最後は担当者の方に「また10年後、90周年の折にもぜひよろしくお願いします」とご挨拶し、「お互い10年後もこの仕事を続けていられたらいいですね」なんて軽く冗談も交えながら笑い合いました。

式典や行事は、一度きりではなく年月を重ねて受け継がれていくもの。
その大切な節目に関わらせていただけることを、私たちも誇りに思っています。

ーご縁とこれからー

法戦式を知ることができたり、慰霊祭に関わらせていただいたりと、日々の仕事の中で思いがけない「学び」や「ご縁」をいただけることに改めて感謝しています。
これからも、一つひとつのご依頼を大切に積み重ねてまいります。

式典や法要、イベントでの備品レンタル・会場設営など、どんなご相談でもお気軽にお問い合わせください。

新規のお問い合わせの際は、「どんなことに困っているのか」「どんなイメージで使いたいのか」できるだけお話を伺いながら、一緒に考えるようにしています。

皆さまの大切な行事を、心を込めてお手伝いいたします。

【仕事事例紹介】泉南ロングパーク・海辺の人気イベント設営

泉南ロングパークで開催された地域イベントの会場設営を担当しました。

このイベントは、海沿いの開放的なロケーションを活かし、人気ユーチューバーによる3on3バスケットボール企画や、有名アーティストによるステージライブなど、来場者が一日楽しめる内容が盛り込まれています。規模は大型フェスほどではありませんが、毎年楽しみにしているファンも多く、当日は有料チケットを求めて朝から長い行列ができるほどの盛況ぶりでした。

★ 設営のポイント★

  • ・海風対策としてテントの固定を強化し、安全性を確保
  • ・ステージ周辺は人の流れを意識した導線設計
  • ・来場者が快適に過ごせるよう、日除けや休憩スペースも工夫

イベントは無事に終了し、来場者の笑顔が印象的でした。こうした地域密着型のイベントは、規模以上に温かみがあり、設営に関わる側としてもやりがいを感じます。

今後も、現場ごとの特性に合わせた空間づくりを大切にしていきたいと思います。

2025年9月