新たな仕事のスタイルを見つけたこの一年!

皆さんこんにちは。

早いもので、今年も残すところあとわずかとなりましたね。

私は、清水寺で行われる今年の漢字一文字の発表のニュースを見ると年の瀬を感じます。

年の瀬と言えば毎年この時期には、餅つき大会の会場設営のご依頼やそれに伴う道具のレンタルのご予約を頂きます。

いつもありがとうございます。

コロナ禍においては、軒並み中止となっていた餅つき大会ですが、昨年あたりから復活を果たした餅つき大会も増えているようですね。本当に喜ばしいことです。

私どもに運営のお仕事を頂きます数ある餅つき大会の中でも、最も規模の大きい餅つき大会が西成区で行われる「三世代もちつき大会」です。

様々な世代の地域住民の皆さんが餅つきを通じて交流することで、地域内の連帯感がより一層向上されることをめざして、地元の活動協議会の主催で行われます。なんと80Kgのもち米が使用されるそうです。

このお仕事を通じてたくさんのこの地域の方々と関わらせて頂きますが、皆さん地元愛がとても強く、どうすればこの地域が活性化しさらに良い街を作れるかを切に願っておられます。

このイベントに関わるたびに本当に感服させられます。

この餅つき大会では、事前の準備・当日の運営などもしっかりと役割分担がなされ、イベントの当日は、実にスムーズに進行されます。また、一緒に餅をついたり、餅をまるめたり、そしてみんな一緒に餅を食べたりという言わば、Face to Face で触れ合えるこの機会が人と人との繋がりを強め、それがやがて住民の皆さまどうしの信用・信頼に結びついているんだなと感じました。

そうそう、そう言えば、今年、この餅つき大会の経験が活きた新たな学びがありました。

ある宗教法人様からの屋外イベントの運営のご依頼で、事務局の設営、音響設備の設置、休憩場所となるテントの設営、出席者に提供する飲み物を冷やす大型冷蔵ケースの搬入などのお仕事です。

本来なら私どもの倉庫にすべてのレンタル機材が揃っていれば良いのですが、今回、ご注文を頂いた冷蔵ケースのように、在庫として無いものも稀ではありません。

そのような場合、その分野に強い業者さんへ外注することになります。

今までの私なら、その業者さんまでトラックを走らせ冷蔵ケースを積み、自分で会場に搬入するのがルーティーンでした。しかし今回は、冷蔵ケースを発注した業者さんに搬入、設置、そして冷蔵ケースを使用される職員の方に使用方法の説明もお願いすることにしました。

この屋外イベントは無事に終了し、主催者様からも感謝のお言葉を頂くことができました。

撤収の際、冷蔵ケースを使用された職員の方ともお話ができたのですが、その搬入作業も手慣れたもので、ビールを上手に冷やすコツまで丁寧に教えて貰えたとのことで大変喜ばれておられました。

今回、「人を信用して任せる」いわゆる協業(役割分担)する事の大切さを学んだ良い機会となっただけでなく、協業(役割分担)したことで【顧客満足度】を高めることができた訳です。

長らくこの業界で仕事をしていますが、この歳になって協業業者さんとの新しいお付き合いのスタイルを見つけた自分を褒めてあげたい気分です。(笑)

ということで、私にとっての今年の漢字一文字は、「信」に決定です!

皆さん、今年一年、本当にお疲れさまでした。

また、大変お世話になりました。どうぞ良いお年をお迎え下さい。