皆さんこんにちは。株式会社シェイプアップの日野です。
今年は、天候に恵まれたのか桜を長く楽しめましたね。満開の桜を見るとしばし幸せな気分になりますよね。余談ですが、大学受験に合格することを「桜咲く」と比喩したりしますが、この表現は、旧帝国大学(特に東京帝国大学)の合格電報に由来するのが有力とされています。昔の電報は、字数制限があって、シンプルな表現が求められていました。そこで東京帝国大学が合格者に対して「サクラサク(桜咲く)」という電報を送っていたそうです。
ー〇〇大学の健康診断ー
今年、ある旧帝国大学から、「桜が咲いた」新入生や在校生、そして職員が受診する健康診断の会場設営のお仕事を頂戴しました。この〇〇大学(もうバレバレですね)は、大阪に3つのキャンパスがあり、毎年、この3つのキャンパスで延べ8,000人~10,000人が健康診断を受けられるそうです。すごい人数ですね。さすがは、〇〇大学。
この健康診断では、大型の医療機器なども使用されますので、テントも通常よりも高い2m50cmの特注サイズを使用する必要があります。また、4台ある大型レントゲン車の周りにもテントを設営しますが、テントの中では着替えなども行われるため、外からの視界にも配慮する必要があります。大事な大事な学生さんやそこで働く職員さんが安全にそして快適に健康診断が受けられるよう関係者の方々も必死で運営されておられ、我々も緊張感を持って設営にあたりました。今回、このような機会を頂き、本当にありがとうございました。特に、今年入学された新入生の皆さんは、数年後にはご卒業され、これからの日本を支える人材になるのだと思うと感慨深いものがあります。
ー高知県でのお仕事ー
日頃、関西地域でお仕事が多いのですが、先日、あるウエディングプランナー様からのご依頼で四国は高知県の会場設営のお仕事を頂きました。ウエディングパーティーの会場設営です。一昔前までは、結婚式場やホテルなどに大勢の人を招き披露宴を行うのが慣例でしたが、昨今は、招待者数も少数でしかも屋外で行われることも珍しくなくなってきましたね。
今回は、海に面した屋外の会場に、最大200人収容できる超大型のパーティーテントを設営し、特殊なイルミネーションでパーティー感が出るよう装飾を行いました。当日、100人以上の方がご出席されたそうです。
設営にあたっては、場所が高知県ということもあり、大阪からは3人が現地に向かい、地元のスタッフ7名と合流、計10名で作業を行いました。地元のスタッフの方々とは現地で初めてお会いしたのですが、皆さん、少し年配の方々でした。今回の作業は、超大型のパーティーテントの設営が中心ですのでかなりの体力が必要になってきます。ですので現地スタッフは、ガテン系の若手の方が中心かと想像していたので少し意外でした。
14時30分から披露宴が始まりますので、「遅くとも14時までには作業を完了しよう!」と目標設定し、早朝より作業をスタート。いざ作業が始まると現地の皆さんは、一時の休憩も取ろうとせず、黙々と作業に取り組んで下さり、あれよあれよという間に設営が完了したのです。なんと予定していた作業時間を2時間も短縮できました。
すべての作業が無事に終わってから知ったのですが、現地スタッフのリーダーは、実は新郎のお父さんで、その他のスタッフの方は、そのお父さんのお仲間だったのです。新郎のお父さんは、「これから、ひとっ風呂浴びて、スーツに着替えます!」と仰って帰って行かれました。
息子さんの披露宴を予定通りにスタートさせるために、またご自身も最高のおしゃれをしてご出席できるように、必死に作業をして下さったんですね。帰って行かれるお父さんの後ろ姿を見て、我々、目頭が熱くなりました。
息子さんご夫婦の幸せを祈りつつ、我々も予定より早く高知県を後にすることができました。この度、お世話になった皆さまに感謝・感謝です!
これからイベントの開催を予定されている方、またこれから計画をスタートさせる方、何かお困りのことがあれば、私どもシェイプアップにご遠慮なくご相談下さい。



