月別アーカイブ: 2025年2月

~ご縁~ は大事にしていきたい

皆さんこんにちは。

長らく会っていなかった知人と偶然に出会ったり、連絡が途絶えていた方から電話やメールが届いたりすると妙に嬉しくなりテンションが上がることはありませんか?
そんな時は、ついつい楽しかった昔話に花が咲きますよね。
ポジティブメモリーバイアスという人の脳が持つメカニズムがあるそうなんですが、人間は嫌な思い出や苦い経験であっても、過去の出来事をよりポジティブに再評価することで、現在の精神的な健康を保とうという防御機能を備えているそうです。
また、困難な経験を乗り越えたことで、自分の成長を実感することができるプラスの働きもあるようです。

先日、私が、以前勤務していました「西尾レントオール株式会社」時代にお世話になった方々へ、久しぶりにメールを送らせて頂きました。
多くは20年~30年間、全くコミュニケーションが無かった方も含まれているのですが、数名の方から、「日野さん、お元気でしたか?」とか「日野さん、またお会いしたいですね!」といったとても嬉しいレスポンスを頂きました。
本当にテンションがあがりました。
「西尾レントオール株式会社」は、全国展開している最大手の企業ですので、イベントの運営サポートや新商品の取扱方法の説明などで全国色々な場所に出張する機会がありました。またその現地の方々と一緒にお仕事をさせて頂いたこともとてもいい思い出です。

西尾レントオールについて詳しく知りたい方は ↓
https://www.nishio-rent.co.jp/

メールの返信を頂いた方々との昔の思い出に浸っているうちに、九州の名峰・阿蘇山の山間部にあるサーキットでの印象深い記憶が蘇ってきました。
それは、オートポリスというサーキットで行われるイベント会場設営のお仕事でした。
大阪のメンバー数人と現地入りし、大阪から輸送した100張以上あるテントなどの設営が完了したのですが、あいにく霧が発生するなどの悪天候となり、そのイベントは中止になったとの連絡が入りました。
せっかく設営したにも関わらずイベントを迎えられないことに少々がっかりしたのですが、天候が原因ですので、誰を恨む訳にもいきません。
撤収作業も現地の方が行って下さるとのことでしたので、名物の馬刺しでも食べて大阪に戻ろうかと話していた矢先、更なる追加情報が入ります。なんと突風のため設営したすべてのテントが壊滅的なダメージを受けているとのこと。この一報を受け、飛行機の予約をキャンセルし、翌朝、会場に行くとその悲惨な光景に一同愕然としました。

オートポリスについて詳しく知りたい方は ↓
https://autopolis.jp/ap/

ここまでひどい状況に遭遇した経験もあまりなく、これから取るべきアクションもすぐに浮かばなかったのですが、現地の方と協議した結果、まだ使用できそうな部材と廃棄するしかない部材を分別し、前者を大阪に送り返す作業を行うこととなりました。この作業は、単に撤収するよりも何倍もの時間と労力を要します。さらに億単位の損出があることは社員なら想像が付きます。失意の中、総出で作業を進めますが簡単には終わりません。現地の方々が、「残りの作業は、我々がやりますので大阪にお戻り下さい!」とおっしゃて下さるのですが、そういう訳にもいかず、すべての作業が終わった頃には、もうすっかり日は沈んでいました。作業が終わった後の現地の皆さまからの感謝のお言葉と疲労交じりの安堵の表情は、今でも鮮明に覚えています。
結局、この日、大阪に戻ることはできず、夜、馬刺しにありつけた記憶があるようなないような、、、、。

このサーキットでの一件は、一生忘れられないとても苦い思い出ではありますが、この後、長らくこの業界で働く私にとっては、とても大きな財産となりました。
天候不良でその後のスケジュールに大きな影響が出てしまったのですが、現地の方と悪戦苦闘したこと、これも何かの縁ですね。このような一期一会の縁をこれからも大切にしていきたいと思います。
ところで、あの日、サーキットで日没まで一緒に作業をした皆さんは、今、どうされているのでしょうか?もしお会い出来たら、昔話に花が咲くのでしょうね。

夏祭り①~歴史と伝統のお祭りが復活~

皆さんは、難波八阪神社の夏祭りに行かれたことはありますか?
毎年7月13日・14日に行われています。
道頓堀川を神事船や氏子船、どんどこ船などが道頓堀川を行き交い、勇壮で風情ある水都のお祭りです。
船渡御は江戸時代には天神祭と並び盛大に行われていましたが、江戸時代中期以降には途絶えていたものを、平成13年、氏子や地元企業の支援により230年振りに復活しました。

そんな難波八阪神社様よりご依頼を頂き、神社の境内にテントを設置させて頂きました。お祭りの期間中は、梅雨の時期ですし、一か月半という長期間テントを立てっぱなしにしますので倒れないように頑丈に補強を行いました。
浪速ライオンズ様からは、お祭りのみどころの一つ、船渡御の船の装飾のご依頼も頂きました。
船に提灯などの飾り付けを行いますと一層風情が増しますね。
最近、外国人の観光客のお姿をよく拝見しますが、外国人の方が提灯などで装飾された船や浴衣姿で歩いている日本人を見れば、日本に来て良かった!と感じてくれるのではないかなと思います。
また、難波元町小学校のPTAの方からも夏祭りの期間中に使用されるテント設営のご依頼も頂きました。お父さん、お母さん方も暑い中ご苦労さまです。

コロナが猛威を振るっている時は、お祭りやイベントが軒並み中止となってしまい、その度にがっかりしたものですが、老若男女みんなが楽しめるこの難波八阪神社の夏祭りが、この先、何年も続く事を願うばかりです。
このお祭りに微力ながら携わる事が出来て、より一層その思いが強くなりました。
ご依頼を頂いた皆さま、本当にありがとうございました。

大阪マラソン「ランナー盛上げ隊!」と交通整理

皆さんこんにちは。株式会社シェイプアップの日野です。
あっという間に1月も終わり2月に突入しました。
本当に月日が経つのは早いですね。
巷ではインフルエンザが流行しているようです。
皆さんお気を付けてお過ごし下さい。

2月と言えば、「大阪マラソン」が行われます。
楽しみにされている方も多いのではないでしょうか。

ー大阪マラソン2025 沿道応援イベント「ランナー盛上げ隊!」ー 
年はじめのブログにも書かせて頂きましたが、昨年に引き続き本年も、「大阪マラソン」の大会運営等委託事業者の1社にご選定頂きました。
今回、私どもに依頼を下さったお仕事は、昨年と同様「ランナー盛上げ隊!」として沿道応援をされるパフォーマー達の拠点となる会場の設営です。
「ランナー盛上げ隊!」とは、音楽やダンスなどのパフォーマンスと、テーマカラーを使った“なないろ”応援で、ランナー達を盛り上げる応援イベントです。
会場は前回の4ヶ所から、今回は9ヶ所と大幅に拡充し、9時~16時まで(会場により変動)熱い応援が届けられる予定です。パフォーマーは、公募で選ばれた一般の市民の方々が中心ですが、皆さんもよくご存じの芸能人達も登場するようです。是非、楽しみにしておいて下さい。
9ヶ所の会場を設営するという大役をしっかり果たせるよう、十分なシュミレーションをして臨みたいと思います。今から腕がなってます。

「ランナー盛上げ隊!」について詳しく知りたい方はこちら
https://www.osaka-marathon.com/2025/yell/outline/

―「今、弁当食ってます!」ー
ここで、昨年の「大阪マラソン」で起こったおもしろエピソードを一つご紹介します。
昨年は、4ヶ所の会場設営を行いましたが、何しろたくさんの人が集まる大イベントですので、会場の設営時間はもちろん、資材を運搬するトラックが通過できるルートや時間などが厳格に決められています。
4つの部隊に分かれて作業を行い、設営完了後は交通規制外の待ち合わせ場所に集合する予定でしたが、一つの部隊の社員がいつまで待っても戻ってきません。
しびれを切らして電話をしてみると、「今、弁当食ってます!」との返答。一瞬、「アホか~!」と一喝しそうになりましたが、詳しく話を聞いてみると会場設営に手間取り退却予定時間をオーバーしてしまい、トラックを動かせなくなったとのこと。
交通規制が解除されるまで時間があるので会場の警備スタッフと一緒に交通整理のお手伝いをしたそうです。
スタッフの方々ともすっかり打ち解け、一緒にお弁当を食べているとのことでした。「それなら一本電話してこいやー!だいぶ待ったぞ!」と言うと、「え~。社長は交通整理しなかったんですか?」と一言。
これには、もう怒る気力もなくなりました。(笑)

ー今年もシェイプアップは頑張ります!ー
そんな愉快な仲間たちに囲まれながらの毎日ですが、今年もシェイプアップは皆さまのご期待に添えるように頑張ります!イベントの大小に関わらず、お気軽にご相談下さい。
イベントでよく利用して頂く商品も多数ご用意しております。

大正区・西区・西成区 でのお仕事について③

2024年6月9日(日) 松島野球場にて、大阪市を震源とする直下型地震(震度6強)が発生した想定で、西区全地域合同防災訓練が行われました。
消防署による可搬式ポンプ操作訓練や自衛隊によるタンカ搬送訓練など参加型訓練なども行われました。
グラウンド全体を使っての大がかりなイベントで、緊急車両などがたくさん並ぶ中、各団体ごとのブーステントを設営し、テーブルや椅子を用意させて頂きました。
お祭りや運動会などと違い、緊張感のあるイベントですので、設営時、我々も気が引き締まる思いがしました。
今回の防災訓練のようにいろいろな職種の方が連携され、かつ防災の意識を高めるという区民にとって重要なイベントをお手伝いさせて頂くことができたのは、とても光栄なことです。
無事に撤収が終わった時の疲労感は心地よく、達成感がありました。

イベントの大小に関わらず、ご遠慮なくご相談下さい。
まずは見積もりが欲しいというご要望にもお応えします。